月に手が届くように
「紙を何回折りたたむと、38万km離れた月に届く厚さになるか。」
こんな、一見荒唐無稽な命題を耳にしたことはありませんか?
これには、比較的簡単な計算を用いることで、理論上の答えを求めることが出来ます。
例えば、プレゼンテーションでよく使われていたA0判のケント紙から出発してみると、
41回折る、つまりA41サイズになるまで折りたためば、
月に到達することができるという解を得られます。
実際に紙を41回も折ることは困難ですが、「41」という十分把握可能な数字と、
38万kmという途方も無い距離が直結することに夢を感じませんか?
建築パースの仕事の多くは、A3やA4などA判用紙サイズにレイアウトされることを
前提として依頼されます。
そこに、様々な表現が可能な「CG」というコンテンツを提供することで、
「A判サイズの中に込められたクライアントの夢の実現」に向けて一翼を担いたい。
という意味をこめ、社名を『A41』としました。
『A41』には「月(クライアントの夢)まで届くように」という意味に加え、
「All for one」という意味もあります。
パースは、あくまで表現手段の一つです。プロジェクトのほんの一部でしかありません。
しかし、1つのビジュアルは、人の心を大いに動かす力を持っていると信じています。
1つのプロジェクトに関わる多くのエレメントの1つとして、お客様と同じ目標を見据え、
貢献できるパースを作っていきたい。それがA41の願いです。
、、、、さらにさらに、
「A」は私のイニシャルでもありまして。 おっと、これは余談でしたね。
池田